イベント・ライブ

大貫勇輔・柚希礼音・KELOが北斎の“PASSION”を体現!ダンスエンターテイメント演劇『PASSION ― 北斎の描く夢 ―』横浜で開幕

左から)大貫勇輔、柚希礼音
左から)大貫勇輔、柚希礼音

ダンス・演劇・音楽で迫る、葛飾北斎の尽きない情熱

ダンスエンターテイメント演劇『PASSION ― 北斎の描く夢 ―』が、10月22日(木)に横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホールで初日を迎えました。ダンス・演劇・音楽を融合させ、描くことに対する葛飾北斎の尽きることのない情熱に迫る舞台作品です。神奈川公演は11月3日(火祝)まで続き、その後は大阪で上演されます。

会場は、観客と演者の距離が極めて近い特別な劇場空間です。観客は、次々と姿を変えていく北斎の想像力の渦の中へと招き入れられます。この作品は北斎を描く物語ではありません。波がうねり、筆が踊り、肉体が躍動する北斎の“PASSION”を、観客自身が体感する新しいダンスエンターテイメント演劇です。

九十年の生涯を絵筆に捧げた天才絵師・北斎が筆に込めた「夢」と、あふれ出る狂おしいほどの情熱を、圧倒的な身体表現を軸に描きます。そこに演劇・アート・音楽を掛け合わせた、全く新しい体験型エンターテインメントです。美術コンセプトデザインは現代美術家の大巻伸嗣氏が担当しました。舞台美術のコンセプトは、北斎が80歳のときに描いた肉筆画《西瓜図》です。苦境にあっても描くことへの情熱を絶やさず創作を続けた、北斎の精神性をはらむ斬新な作品とされています。

舞台に立つのは各界のトップランナーたちです。大貫勇輔は、自らの真骨頂であるダイナミックなダンスで魅せます。プロバレエダンサーを目指した確かなスキルを持つ柚希礼音は、これまでの作品では観たことのない新たなダンス表現に挑みます。KELOは、Dリーグのトッププロダンサーとして唯一無二の表現力を放ちます。共演は人徳真央、德市暉尚、新田寧々、松下広敬です。スタッフ陣は、脚本の藤井清美氏、振付・演出のKAORIalive氏、共同演出の元吉庸泰氏、そして楽曲を書き下ろした森大輔氏です。原案は舞台芸術作品『The Life of HOKUSAI』です。

奥)KELO、手前)大貫勇輔
奥)KELO、手前)大貫勇輔

開幕に寄せたキャストのコメント

大貫勇輔

大貫は脚本について「本当に素晴らしい」と語りました。北斎の幼少期から生涯を閉じるまでの波乱万丈な人生が、史実をもとにフィクションも交えて描かれているといいます。演じる中で感じているのは、天才ゆえの孤独とともに、北斎がひとりの人間として普通の感覚も持っていたのではないか、ということだそうです。また、絵を描くことを選んだことで、一番身近な家族を苦しめてしまった選択の残酷さにも触れました。その一方で、残された絵によって未来の多くの人々が心を動かされ、救われてきたという現実があると話しています。生涯で約3万4千点もの作品を手がけた北斎を1公演1公演、魂を込めて演じ、この舞台でも奇跡を起こしたいと意気込みます。舞台・映像・ダンスで培ってきた経験のすべてを注ぎ込み、「このために今生きてきたんだ」と思えるほどの舞台になっていると語りました。客席との距離が非常に近い劇場だからこそ、演者のエネルギーや熱量がダイレクトに伝わるはずだとも述べています。

柚希礼音

柚希は本作の面白さとして、ミュージカルなら心が高ぶって歌で表現するような場面を、ダンスで表現している点を挙げました。若い頃とは違い、お芝居も学んできた今だからこそできる心の表現を、ダンスで表したいといいます。演じるのは、北斎の絵を描く力を導く情熱(PASSION)の部分です。北斎とともに苦しみ、落ち込み、悩み、ときには喜び、導きながら、共に人生を歩んでいくと説明しました。間近で感じてもらえる距離で、観客一人ひとりに最高のパッションを届けられるよう全身全霊で挑むと語っています。

KELO

これまで身体やダンスを通じた表現を続けてきたKELOにとって、今回が初めての演劇への挑戦です。稽古場では日々、演劇の奥深さとお芝居の楽しさを感じているそうです。本作の醍醐味としては、北斎の一生を美術・ダンス・音楽で体感できることを挙げました。表現者や創作する人なら誰もが共感できる部分がたくさんあるとも語っています。

柚希礼音
柚希礼音

神奈川公演のチケット・イベント情報

神奈川公演は2026年10月22日(木)~11月3日(火祝)、横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホールで上演されます。上演時間は85分(予定)で、変更が生じる可能性もあります。チケットは全席指定11,500円です。20歳以下を対象とした当日引換券のYシートは2,000円で、ホリプロステージのみで取り扱っています(いずれも税込)。当日券は、開演の1時間前から劇場の当日券窓口で先着順に販売されます。また、ホリプロステージでも当日の開演時間までWEB販売を行います。枚数は公演回によって異なり、予定枚数に達し次第販売終了となります。なお、貸切公演では当日券の販売はありません(ホリプロステージ貸切は除く)。

公演期間中には、次のイベントが予定されています。

  • 10月25日(日)16:30公演:アフタートークイベント。登壇者は大貫勇輔、柚希礼音、KELO。終演後に約15分間実施予定で、対象公演回のチケットを持っている人は誰でも参加できます。登壇者は急遽変更になる場合があります。
  • 10月29日(木)18:00公演:抽選会。終演後に大貫勇輔、柚希礼音、KELOによる抽選会を開催し、来場者の中から抽選で数名に【キャストのサイン入りグッズ】をプレゼントします。当選者は終演後に「特典引換所」でチケットを提示します。登壇者は急遽変更になる場合があります。
  • 11月1日(日)16:30公演:ホリプロステージ会員貸切公演。森大輔(音楽)、KAORIalive(振付・演出)、元吉庸泰(共同演出)、大貫勇輔によるスペシャルアフタートークを終演後に約15分間実施予定です。来場者全員にステッカーがプレゼントされます。公演が中止となった場合はチケットが払い戻され、特典の渡しはありません。

大阪公演は2026年11月7日(土)~8日(日)に、サンケイホール ブリーゼで上演されます。主催は梅田芸術劇場で、問い合わせ先は梅田芸術劇場(0570-077-039、受付時間は10:00~13:00/14:00~18:00)です。

出典:株式会社ホリプロ