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名画を「香り」で味わう秋冬に。三菱一号館美術館フォンタネージ展×THREEの3カ月コラボが始動

絵を観たあとの「余韻」を、香りにして持ち帰れたら。そんな体験ができるコラボ企画が、東京・丸の内の三菱一号館美術館で始まりました。開催中の「フォンタネージ――イタリアの光・心の風景」展(2026年10月17日~2027年1月24日)で、ライフスタイルコスメブランド「THREE」との特別コラボレーションが、10月から12月までの3カ月間にわたって展開されます。

中身は、作品から生まれたオリジナルの香りを体験できるインスタレーション、自分だけの香り袋を作るワークショップ、非売品ギフトが当たるプレゼントキャンペーンの3本立てです。月ごとに楽しみが用意されているので、「一度行ったからおしまい」ではなく、季節ごとに足を運びたくなる構成になっています。

名画を「香り」で味わう秋冬に。三菱一号館美術館フォンタネージ展×THREEの3カ月コラボが始動

10月スタート:名画《四月》と《雲》が香りになったインスタレーション

まず会期中ずっと楽しめるのが、展示の最後に設置される香りのインスタレーションです。出品作《四月》と《雲》から着想を得た2種類のオリジナルの香りが用意され、フォンタネージが描いた情景や空気の気配を香りで表現しています。

  • 《四月》の香り:オレンジやユズ、サイプレスで朝日のぬくもりを、ヒノキやパチュリで朝露の残る草木や土の気配を表現した、やわらかく温かみのあるウッディな香調
  • 《雲》の香り:スペアミントやピンクペッパーで広がる空と頬をなでる風を、ゼラニウムやパチュリで草原や大地の息吹を感じさせる、爽やかなハーバルフローラルの香調

香りはガラスドームの中に収められていて、来場者が自分の手でドームを持ち上げて香りを確かめるスタイルです。設置場所は美術館1階の鉄骨階段・階段室(小展示室入口付近)で、実施期間は2026年10月17日(土)から2027年1月24日(日)まで。絵の前で感じた光や風を、鼻でもう一度たどれる仕掛けです。

名画を「香り」で味わう秋冬に。三菱一号館美術館フォンタネージ展×THREEの3カ月コラボが始動

11月は2日間限定:世界にひとつの「アロマサシェ」作り

11月には、THREEによる特別ワークショップ「THREE アロマサシェ クラフト」が開かれます。好きな精油やドライハーブを選んで、オリジナルの香り袋(サシェ)を作れる体験型プログラムです。完成したサシェはお部屋やクローゼットに置いて楽しめるので、展覧会で出会った風景の余韻を日常に連れて帰れます。

  • 日時:2026年11月22日(日)・23日(月・祝)11:00~18:00(最終入場17:30)
  • 会場:三菱一号館美術館 Espace 1894
  • 参加方法:事前申し込み不要。フォンタネージ展の入場済みチケットをスタッフに提示

なお、材料がなくなり次第終了となるほか、混雑時は整理券を配布する場合があります。閉場時間が近い場合は、スタッフが制作した完成品を渡す場合もあるとのこと。確実に自分で作りたい人は、早めの時間に行くのがおすすめです。

名画を「香り」で味わう秋冬に。三菱一号館美術館フォンタネージ展×THREEの3カ月コラボが始動

12月はホリデー気分の来場者プレゼントキャンペーン

12月8日(火)から13日(日)までの6日間は、THREEと三菱一号館美術館によるホリデーシーズン特別企画として、来場者プレゼントキャンペーンが実施されます。期間中に展覧会を鑑賞した人を対象に、THREEオリジナルの非売品ギフトや美術館のノベルティグッズが当たる抽選が行われる予定です。詳細は11月上旬に三菱一号館美術館の公式WEBサイトで発表されるので、続報をチェックしておきましょう。

日本の洋画の「先生」に会いに行く大回顧展

主役のアントニオ・フォンタネージ(1818-1882)は、スイス、フランス、イギリスなどヨーロッパ各地で腕を磨き、光や空気、自然の移ろいを詩情豊かに描いたイタリア近代風景画の代表的画家です。1876年には明治政府の招きで来日し、工部美術学校で浅井忠や小山正太郎らを指導。日本近代洋画の礎を築いた人物でもあります。

日本イタリア国交樹立160周年とフォンタネージ来日150周年を記念する本展は、日本初の大回顧展。イタリア・トリノ市立近現代美術館など国内外の協力のもと、初期から晩年までの油彩画・版画、日本滞在時の作品や資料、弟子たちや後世のイタリア人画家の作品まで、約200点を通してその画業と日伊両国の美術への影響をたどります。目と鼻の両方で楽しめるこの秋冬、ちょっと特別なおでかけ先の候補に加えてみてはいかがでしょうか。

出典:三菱一号館美術館