
柄本明×江口のりこが親子役で共演
ショート映画配信サービス「SAMANSA」を運営する株式会社SAMANSAは、オリジナルレーベル《SSTRUCK(ストラック)》が手掛けた最新ショート映画『4℃の温もり(英題:Taste of Absence)』に、江口のりこが出演していることを発表しました。主演は柄本明です。
物語の主人公は、最愛の妻・房恵を亡くし、孤独な日々を送る75歳の男性・努(柄本明)。ある日、彼のもとに最新式の「喋るAI冷蔵庫」が届きます。ひっきりなしに話しかけてくる冷蔵庫に努は不満を募らせますが、やがて彼の生活に変化が訪れていきます。江口のりこは、努の娘・香織を演じます。
本作が描くのは、日常の中にある親子の距離感や、妻を亡くした男の喪失です。メガホンを取ったのは、ドキュメンタリー作品を数多く手掛けてきた坂田能成監督。実際の生活が垣間見えるようなリアリティを織り込みながら、温かく変化していく一人の男の姿を映し出します。

オレゴンで受賞、札幌での特別上映へ
『4℃の温もり』は、米国オレゴン州で開催された「オレゴン独立映画祭(Oregon Independent Film Festival)」で、2026年10月6日(火)に米国オレゴン州ユージーンのArt House Cinemasにてワールドプレミア上映され、最優秀国際映画賞(Best International Film Award)を受賞しました。SAMANSA初の日本オリジナルショート映画として制作された本作が、世界初上映の舞台で受賞を果たした形です。同映画祭はポートランド、ユージーン、ベンドなど州内各地の映画館を会場に、毎年60作品以上を上映している独立系映画祭です。
さらに本作は、2026年10月23日(金)から25日(日)まで開催される「第21回札幌国際短編映画祭」のアウト・オブ・コンペティション上映部門「特別上映プログラム」に選出されました。同プログラムでは、久石譲の楽曲「Summer」を映像化したオフィシャルショートフィルムなど、さまざまな注目作品も上映されます。
- 上映日:2026年10月23日(金)18:30~「特別プログラム」
- 会場:生活支援型文化施設コンカリーニョ(札幌市西区)
札幌国際短編映画祭(SAPPORO SHORT FEST)は、2006年から開催されている国際短編映画祭です。毎年世界各国から集まるショートフィルムの上映に加え、コンペティションや映像作家との交流、映画に関する多種多様なプログラムを実施しています。

作品情報とキャスト・監督プロフィール
- タイトル:『4℃の温もり(英題:Taste of Absence)』
- 監督:坂田能成
- キャスト:柄本明、江口のりこ
- 上映時間:27分3秒
坂田能成監督は、NHK『アナザーストーリーズ』などのドキュメンタリー番組やドラマ作品の演出を手掛けてきました。本作が映画監督としての初作品となります。
柄本明は1976年に劇団東京乾電池を結成し、座長を務めています。1998年「カンゾー先生」で第22回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞して以降、さまざまな映画賞を受賞。映画のほか舞台やテレビドラマにも多数出演し、2011年に紫綬褒章、2015年に第41回放送文化基金賞 番組部門『演技賞』、2019年に旭日小綬章を受けています。江口のりこは2000年に劇団東京乾電池へ入団し、映画・舞台・ドラマ等で活躍。主な出演作に24年森ガキ侑大監督「愛に乱暴」、26年深川栄洋監督「あなたの息子ひき出します!」、26年金井紘監督「殺人の門」があり、NETFLIXシリーズ「俺のこと、なんか言ってた?」が配信予定です。
なお、本作は現在世界各国の映画祭を巡回中のため、一般公開前となっています。「SAMANSA」での配信時期を含む今後の展開は、決定次第発表される予定です。
レーベル「SSTRUCK」とSAMANSAについて
《SSTRUCK》は、Strike(ストライク)の過去形で「衝撃を受けた」を意味するstruckに、SAMANSA/Short FilmのSを重ねた名称です。国内外のさまざまなクリエイターとコラボし、”衝撃”的な体験を届けるショート映画を製作・展開していくという想いが込められています。SAMANSAはショート映画に特化した配信サービスで、月額490円で世界各国から厳選した作品を提供。現在500本以上(2026年10月時点)のショート映画を配信しており、上映時間は平均15分です。
出典:株式会社SAMANSA